潰瘍性大腸炎と上手く付き合う

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潰瘍性大腸炎の患者数は特定疾患の中で最多

潰瘍性大腸炎の患者数は難病とされる国が指定した特定疾患の中で最も患者数が多いです。
正確な患者数は分かりませんが、潰瘍性大腸炎での「特定疾患医療受給者証」の所持者数は13万人を超えていて、日本の人口の0.1%を超えています。注1
私自身、上記「特定疾患医療受給者証」は持っていません。
軽症なので申請していないからです。
以前は軽症でも申請すれば「特定疾患医療受給者証」が発行されていたのでしょう。
今後重症化した場合に申請するかどうか考えます。
また、「特定疾患調査解析システム(2011)に入力された患者数」は62,000人あまりとなっています。注2
これは都道府県により、入力に差があるからです。
以上より、潰瘍性大腸炎の患者数は軽症も含めると13万人を超えると思われます。


注1 厚生労働省厚生科学審議会 
難病対策の改革について(提言)
2.【別冊1】難病対策の改革について(提言)説明資料1(現状と課題)(PDF)27ページより


注2 同、28ページより


参考

特定疾患医療受給者証及び特定疾患登録者証の所持者数
疾患名 受給者証所持者数 登録者証所持者数
1 ベーチェット病 18,451 1,876
2 多発性硬化症 16,140 −
3 重症筋無力症 19,009 1,319
4 全身性エリテマトーデス(SLE) 59,553 3,236
5 スモン 1,608 −
6 再生不良性貧血 10,148 3,200
7 サルコイドーシス 22,161 9,503
8 筋萎縮性側索硬化症(ALS) 8,992 −
9 強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎 45,833 1,610
10 特発性血小板減少性紫斑病 23,791 12,129
11 結節性動脈周囲炎 8,928 253
12 潰瘍性大腸炎 133,543 9,396
13 大動脈炎症候群(高安動脈炎) 5,829 687
14 ビュルガー病(バージャー病) 7,282 544
15 天疱瘡 5,085 469
16 脊髄小脳変性症 25,047 −
17 クローン病 34,721 1,361
18 難治性の肝炎のうち劇症肝炎 249 −
19 悪性関節リウマチ 6,302 76
20 パーキンソン病 116,536 −
21 アミロイドーシス 1,736 −
22 後縦靱帯骨化症 32,043 5,327
23 ハンチントン病 846 −
24 モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症) 14,465 2,244
25 ウェゲナー肉芽腫症 1,834 117
26 特発性拡張型(うっ血型)心筋症 24,836 −
27 多系統萎縮症 11,797 −
28 表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型) 338 9
29 膿胞性乾癬 1,823 42
30 広範脊柱管狭窄症 4,741 435
31 原発性胆汁性肝硬変 19,054 −
32 重症急性膵炎 1,587 −
33 特発性大腿骨頭壊死症 14,680 4,700
34 混合性結合組織病 9,939 556
35 原発性免疫不全症候群 1,286 −
36 特発性間質性肺炎 7,065 481
37 網膜色素変性症 26,934 −
38 プリオン病 506 −
39 肺動脈性肺高血圧症 1,969 −
40 神経線維腫症 3,414 −
41 亜急性硬化性全脳炎(SSPE) 91 −
42 バッド・キアリ(Budd-Chiari)症候群 261 63
43 慢性血栓塞栓性肺高血圧症 1,590 −
44 ライソゾーム病 868 −
45 副腎白質ジストロフィー 187 −
46 原発性高脂血症(家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)) 141 −
47 脊髄性筋萎縮症 619 −
48 球脊髄性筋萎縮症 888 −
49 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 2,986 7
50 肥大型心筋症 2,779 3
51 拘束型心筋症 26 0
52 ミトコンドリア病 945 1
53 リンパ脈管筋腫症(LAM) 439 −
54 重症多形滲出性紅斑(急性期) 58 −
55 黄色靱帯骨化症 1,632 33
56 間脳下垂体機能障害 15,017 159
全体 778,178 59,836

平成23年度末現在 (平成24年度衛生行政報告例より)